2022年2月3日 / 最終更新日時 : 2022年2月3日 user 辛夷草紙 辛夷草紙<28>(令和4年2月) <草紙28> 「雪中花」 雪中花は一般的には水仙、水仙花とも言い、ヒガンバナ科だと知り驚きました。ヒガンバナ科の植物は、葉や球根に毒があるので要注意だとか。それでも花の少ない時季に、椿の木の根方にそそと咲く様は可愛いも […]
2022年1月31日 / 最終更新日時 : 2022年1月31日 user 辛夷草紙 辛夷草紙<27>(令和4年1月) <草紙27> 「町と猿」(富南辛夷句会便り) 週に2回は句会場の近くの上滝郵便局に出かける。投句ハガキの投函のほか、こまごまとした用事のためだ。その郵便局の隣に、いつも手入れの行き届いている野菜畑がある。郵便局のついで […]
2021年12月24日 / 最終更新日時 : 2021年12月24日 user 辛夷草紙 辛夷草紙<26>(令和3年12月) <草紙26> 「大山文化会館の取り壊し」(富南辛夷句会便り) 「青春時代は夢なんて……」に始まる森田公一のピアノと歌が幕開けだった。大山文化会館での長女の成人式の景。この文化会館の取り壊しが始まった。設立以来、約40年 […]
2021年12月5日 / 最終更新日時 : 2021年12月5日 user 辛夷草紙 辛夷草紙<25>(令和3年12月) <草紙25> 「冬代田に雪の立山」(富南辛夷句会便り) 2年ほど前から、句会拠点の上滝公民館の周辺で11月から12月にかけて代掻きをする田んぼが大幅に増えた。時には、霙ふる中での代掻きも。聞くところによれば、冬期に代掻 […]
2021年11月27日 / 最終更新日時 : 2021年12月5日 user 辛夷草紙 辛夷草紙<24>(令和3年11月) <草紙24> 「公園の石榴の思い出」 11月下旬、「汽車ポッポ公園の石榴は今どうなっている?」と心配しながら6人で見に行きました。石榴は健在で、拳大の球形が2個残っておりました。果皮が裂けて中の赤い実が見え、笑っている […]
2021年10月25日 / 最終更新日時 : 2021年10月25日 user 辛夷草紙 辛夷草紙<23>(令和3年10月) <草紙23> 「久しぶりの句会」(富南辛夷句会便り) 10月22日句会の事前投句が締切日(15日)までに半数しか到着しなかった。その理由はいくつか考えられる。コロナ禍で8月・9月の句会がなかったこと、会場の公民館の都合 […]
2021年9月26日 / 最終更新日時 : 2021年9月26日 user 辛夷草紙 辛夷草紙<22>(令和3年9月) <草紙22> コスモス揺れて 自宅の花畑にコスモスが揺れている。背丈ほどの高さだ。数えたこともないが、500本はあるかもしれない。この時期は花野にいる気分だ。そもそも、こんなに増えたのは、娘が中学生の時に「花畑を広げて […]
2021年9月24日 / 最終更新日時 : 2021年9月24日 user 辛夷草紙 辛夷草紙<21>(令和3年9月) <草紙21> 糸瓜を食べてみました 今春、子規庵の糸瓜の種を主宰から頂きました。 (正岡子規の絶筆三句) 糸瓜咲て痰のつまりし佛かな 痰一斗糸瓜の水も間に合はず をとゝひのへちまの水も取らざりき 子規は結核を病み、 […]
2021年8月13日 / 最終更新日時 : 2021年8月13日 user 辛夷草紙 辛夷草紙<20>(令和3年8月) <草紙20>白鼻心(はくびしん)(富南辛夷句会便り) 7月の句会では、梅雨、蚊帳、アカシアの花、日焼け止め、大蛾、クレマチス、あめんぼう、竹の子、白靴、夏手袋、空蝉などの多彩な夏と、西瓜、朝顔などの秋が顔を覗かせていた […]
2021年8月12日 / 最終更新日時 : 2021年8月12日 user 辛夷草紙 辛夷草紙<19>(令和3年8月) <草紙19> 大蛾 猛暑日が続いている。畑仕事を終えると野良着は絞れば滴るほどの汗みどろだ。すぐに洗濯して外の軒下に干す。翌朝、すっかり乾いた野良着を竿から外して、また着て畑へ、という繰り返し。ある朝、二つ折にして干し […]