2022年6月24日 / 最終更新日時 : 2022年6月24日 user 辛夷草紙 辛夷草紙<35>(令和4年6月) <草紙35>「 主宰の教え『生活そのものが俳句』」(富南辛夷句会便り) 「富南辛夷句会の皆さんとお会いするのは、1年ぶりですが、ここに来るまでに出会った入道雲、栗の花が印象的でした。」と中坪主宰の挨拶をいただいて、句 […]
2022年6月3日 / 最終更新日時 : 2022年6月3日 user 辛夷草紙 辛夷草紙<34>(令和4年6月) <草紙34>「山藤」(富南辛夷句会便り) 立山山麓集落は、5月の連休のころ、至る所に山藤が垂れる。句会活動拠点の上滝から常願寺川を遡る道筋には山藤が多い。中でも「岡田」集落入口にある大きな杉に、蔓を存分に伸ばして咲き誇 […]
2022年5月12日 / 最終更新日時 : 2022年5月12日 user 辛夷草紙 辛夷草紙<33>(令和4年5月) <草紙33>「古本が好き」 『俳句文学全集 高浜虚子編』を開いている。奥付に著作者:高浜虚子 発行所:「第一書房」(昭和12年9月5日発行 予約価1円50銭)とある。いわゆる古本である。これは友人から譲ってもらったも […]
2022年4月27日 / 最終更新日時 : 2022年4月27日 user 辛夷草紙 辛夷草紙<32>(令和4年4月) <草紙32>「山独活」(富南辛夷句会便り) 今日の句会で会員の方から、「山独活」をいただいた。ご主人が山菜採りの達人のご様子。出席者全員、嬉しいお土産となった。山独活は、昔から食用、薬用ともに大いに活用されてきたが、 […]
2022年4月20日 / 最終更新日時 : 2022年4月22日 user 辛夷草紙 辛夷草紙<31>(令和4年4月) <草紙31> 「2022年、私の花見」 さまざまの事思い出す桜かな 芭 蕉 まさをなる空より枝垂れ桜かな 高安風生 富山では4月1日の桜の開花宣言から晴天が続き、あっという間に満開となりました。そして1 […]
2022年4月6日 / 最終更新日時 : 2022年4月6日 user 辛夷草紙 辛夷草紙<30>(令和4年4月) <草紙30> 「江ざらえ」(富南辛夷句会便り) 用水は、水田への灌漑(かんがい)という本来の利用にとどまらず、流雪用、消雪用、宅地排水用など地域の生活用水とも言える役割を持っている。この用水の機能維持のために「江ざらえ […]
2022年2月26日 / 最終更新日時 : 2022年2月26日 user 辛夷草紙 辛夷草紙<29>(令和4年2月) <草紙29> 「大きな水車」(富南辛夷句会便り) 富山地方鉄道上滝線の大川寺駅近く、常西水神社の隣に大きな水車がある。常西合口用水のこの周辺は、四季折々に美しい。水車の羽根の色合いも、用水の護岸の石積みも、設計者の心配 […]
2022年2月3日 / 最終更新日時 : 2022年2月3日 user 辛夷草紙 辛夷草紙<28>(令和4年2月) <草紙28> 「雪中花」 雪中花は一般的には水仙、水仙花とも言い、ヒガンバナ科だと知り驚きました。ヒガンバナ科の植物は、葉や球根に毒があるので要注意だとか。それでも花の少ない時季に、椿の木の根方にそそと咲く様は可愛いも […]
2022年1月31日 / 最終更新日時 : 2022年1月31日 user 辛夷草紙 辛夷草紙<27>(令和4年1月) <草紙27> 「町と猿」(富南辛夷句会便り) 週に2回は句会場の近くの上滝郵便局に出かける。投句ハガキの投函のほか、こまごまとした用事のためだ。その郵便局の隣に、いつも手入れの行き届いている野菜畑がある。郵便局のついで […]
2021年12月24日 / 最終更新日時 : 2021年12月24日 user 辛夷草紙 辛夷草紙<26>(令和3年12月) <草紙26> 「大山文化会館の取り壊し」(富南辛夷句会便り) 「青春時代は夢なんて……」に始まる森田公一のピアノと歌が幕開けだった。大山文化会館での長女の成人式の景。この文化会館の取り壊しが始まった。設立以来、約40年 […]