<草紙16> この「タコウィンナー」は何でしょう?

ヒント1 6月中旬、富山市の公園に咲いていました。

ヒント2 夏の季語になっています。

ヒント3 タコの足の様に見えるのは、肉厚の「ガク」です。

ヒント4 タコの頭が膨らんで、女性に人気のジュースになります。膨らんだところは、秋の季語になります。

さて、答えは後で。

 たこちゃんHiro

                                                      


<草紙15>著莪の花(富南辛夷句会便り)

 句会の拠点は、上滝公民館。脇を上滝線が通り、踏切を渡ると、大山図書館。この図書館の裏手にある山の裾に上滝山不動尊、瀧社がある。先日訪れると、この不動尊の脇に著莪の花が群れていた。

 さて、句会だが、今回は中坪先生のご指導を仰いだ。句材は春の暮、春筍、一年生、山桜、藤の花、田植、雷、著莪の花など「春」と「夏」が混在。今回は、事前投句を採用し、選句・披講が終了した段階で先生にお出でいただいた。予め各自が選を終えているので、落ち着いてじっくりと先生の選評・添削を吸収できる。語順の入れ替え、助詞の使い方、背景説明からの言葉の入れ替えなど、具体的なだけに全員納得顔。お話の中で、「著莪の花」の句がめっきり減ってきたと伺った。著莪の花は、森や、寺・神社の境内、庭園などでよく見かけたものだが、コロナ禍の外出自粛で詠む機会が減ったのだろうか。それとも「著莪」そのものが減ってきたのだろうか。私も不動尊の脇で出会った「著莪の花」で詠んでみようと思う。

 今日は、句会に投句された文夫さんの句を紹介します。

水音の大きく小さく著莪の花  文夫

康裕

                                                      


<草紙14>新緑の里山(富南辛夷句会便り)

 この時期の富山は、残雪の白、杉の深緑、雑木の薄緑と、コントラストが絶妙だ。畑に出ても、立山・剱岳・大日岳などの残雪と里山の澄みきった新緑が、私に畝作りを中断させる。私は、いそいそと「辛夷社のホームページ用に」と、お気に入りの撮影スポット(富山市・南上野)へ出かけてしまうのだ。

 さて、句会だが、コロナ対策用に開けた窓からの風が心地良い。会員の生活エリアは、立山山麓、常願寺川や熊野川の扇頂部、富山旧市内などと多彩なだけに、句材は木の芽、早蕨、残雪、山躑躅、堅香子、花、入学、春塵、春炉など、「春」があふれていた。この句会は、かねてより作句背景や感想を述べ合うことを大切にしていて、会員の暮しや生活エリアの独特な情景を聞くことができる。同じ富山なのに知らないことがあって楽しい。また、今回は「夫戻る」か「夫帰る」かの「言葉選び」で、それぞれの受け止め方の違いが見られて印象的だった。熱中のあまり、時間が長引くことがしばしば。次回の句会からは事前投句を採用し、清記時間を省くなどの工夫をしてみることになった。 

早蕨を五本にぎりて夫帰る 優子

 康裕