2020年12月20日 / 最終更新日時 : 2021年2月1日 user 辛夷草紙 辛夷草紙<5>(令和2年12月) <草紙5>大雪です。「ごぼる」ってわかる?富南辛夷句会より 大雪が一息ついたものの寒い。句会場は換気しながらの暖房なので、殆ど利かない。コートを脱がずに句会。次回は一工夫いりそうだ。殆どの方がこの大雪にめげず、雪の句を […]
2020年12月3日 / 最終更新日時 : 2021年2月1日 user 辛夷草紙 辛夷草紙<4>(令和2年12月) <草紙4>初冬のフェーン 11月も下旬に入った時期に、フェーンとは驚いた。しかも、夏日の気温だ。この時期の南風は、まだ残っている柿の葉や桜の葉をすっかり落とす。 夜中に、明日は落葉掻きかと庭仕事の段取りを思いめぐらす […]
2020年12月3日 / 最終更新日時 : 2021年2月1日 user 辛夷草紙 辛夷草紙<3>(令和2年12月) <草紙3>富南辛夷句会 中坪先生をお迎えして指導を仰ぐ4月の句会がコロナ禍のため中止。様子を見つつ11月にようやく実現した。雪吊、畑仕事、りんご市、稲子追い、むかご飯、栗ごはん、七五三の句のほかに、いわゆる三密をさけた […]
2020年12月1日 / 最終更新日時 : 2021年3月23日 user 前田普羅のページ 前田普羅<2>(2020年12月) <普羅2 前田普羅の句の魅力 > 今回は、前田普羅の句の魅力を大きくとらえて、その魅力を味わっていただければと思います。そこで、主宰中坪達哉の著書『前田普羅その求道の詩魂』より「大正時代の立句に学ぶ」(p173)から抜 […]
2020年12月1日 / 最終更新日時 : 2021年2月1日 user 辛夷草紙 辛夷草紙<2>(令和2年12月) <草紙2>「蜘蛛をペットに!」 俳誌『辛夷』10月号に、巻頭作家の金山千鳥さんが「ひと隅を長居の蜘蛛に貸しつ切り」という句に合わせて面白いお話を寄せておられた。それは3年程前に見つけた小さな蜘蛛が掃除機の音に隠れたり千 […]
2020年12月1日 / 最終更新日時 : 2020年12月1日 user 辛夷句抄 辛夷句抄(令和2年12月号) 五岳集句抄 遅々として森を抜けざる今日の月 今 村 良 靖 看取る身に祭囃は遠きもの 但 田 長 穂 月光に鯉浮き上がる薪能 藤 美 紀 息つめて押す落款や夜半の秋 野 中 多佳子 セルロイドの針箱いまも夜長 […]
2020年12月1日 / 最終更新日時 : 2020年12月19日 user 主宰近詠 主宰近詠(令和2年12月号) 玄 武 岩 中坪 達哉 一俵の重さの記憶今年米花野とは決まつて迷ひ込むところ朝顔の踏まれまいとて青を立て垂れ込める雨意の雲々穴まどひ 雑踏の音と匂ひ取り戻す旅の感覚秋時雨仲秋の竿に干されし旅鞄長き夜の文鎮として玄武岩 […]