2024年4月28日 / 最終更新日時 : 2024年4月28日 user 辛夷草紙 辛夷草紙<59>(令和6年4月) <草紙59>「楤の芽」(富南辛夷句会便り) 4月に入るといつも次の句が浮かんでくる。 楤の芽のニの芽と知りて摘み残す 山元重男 作者は、この「富南辛夷句会」を平成20年に立ち上げ、平成26年に急逝された方であ […]
2024年4月6日 / 最終更新日時 : 2024年4月6日 user 辛夷草紙 辛夷草紙<58>(令和6年3月) <草紙58>「『辛夷』創刊百周年記念号を手にして 」(富南辛夷句会便り) 今日(3月29日)の句会では、届いたばかりの「『辛夷』創刊百周年記念号」を手にして、その感想を皆さんからいただいた。100年の歴史の重みと、その […]
2024年4月5日 / 最終更新日時 : 2024年4月5日 user 辛夷句抄 辛夷句抄(令和6年4月号) 五岳集句抄 通らせてもらふ寺領の梅真白 藤 美 紀 逢瀬めく面会は二時日脚伸ぶ 野 中 多佳子 横向きにずれし墓石の冴返る 荒 田 眞智子 引く波の砂にしみ入る余寒かな 秋 葉 晴 耕 祖母の忌や白鳥の引く空青し 浅 […]
2024年4月5日 / 最終更新日時 : 2024年5月1日 user 前田普羅のページ 前田普羅<42>(2024年4月) < 普羅42 前田普羅の地貌句「能登恋い」① > 普羅は、能登の自然や人々をこよなく愛していました。今回から、その普羅の句を、主宰中坪達哉の著書『前田普羅 その求道の詩魂』より紹介します。 (抜粋p96) 雪卸し能登見 […]
2024年4月5日 / 最終更新日時 : 2024年4月5日 user 主宰近詠 主宰近詠(令和6年4月号) 春 の 月 中坪 達哉 おもむろに抱く裸木の幹周り一つ見え数多見え来る冬木の芽雨音のゆるやかに冬あたたかや山茶花の散り敷くばかり散るを見ず山茶花を揺らすいつもの目白かな家見えて大股となる枯木星春の月空堀の底物置かず春愁を […]