2026年3月1日 / 最終更新日時 : 2026年2月28日 user 辛夷句抄 辛夷句抄(令和8年3月号) 五岳集句抄 シャリシャリと鷺のぬき足薄氷 藤 美 紀 昆布屋にゐあはす客と年惜しむ 野 中 多佳子 賀状かくひそかな夜を時計音 荒 田 眞智子 打ち込みし鍬の刃先や日脚伸ぶ 秋 葉 晴 耕 病床の午後の日差しに日向ぼ […]
2026年2月1日 / 最終更新日時 : 2026年1月29日 user 辛夷句抄 辛夷句抄(令和8年2月号) 五岳集句抄 鎌倉や手斧始の檜の香 藤 美 紀 畑仕舞冬菊乱れたるままに 野 中 多佳子 時雨雲しぐれぬままに流れゆき 荒 田 眞智子 ゆふされば光りありけり葱の肌 秋 葉 晴 耕 本棚の匂ひの中を冬ぬくし 浅 野 義 […]
2026年1月1日 / 最終更新日時 : 2026年1月26日 user 辛夷句抄 辛夷句抄(令和8年1月号) 五岳集句抄 不揃ひな古書を並べて漱石忌 藤 美 紀 松島湾小さき島々指呼の秋 野 中 多佳子 肩巾は夫の半分日向ぼこ 荒 田 眞智子 をちこちに獣の猛る神無月 秋 葉 晴 耕 何もなき手をポケットに銀杏散る 浅 野 […]
2025年12月6日 / 最終更新日時 : 2025年12月6日 user 辛夷句抄 辛夷句抄(令和7年12月号) 五岳集句抄 菊人形雑兵の背の隙だらけ 藤 美 紀 ひかり合ふ貸自転車や野分晴 野 中 多佳子 カフスボタン落葉にまぎれ通勤路 荒 田 眞智子 胸にきて捕れとばかりに蝗かな 秋 葉 晴 耕 宇宙船のごと手術室そぞろ寒 […]
2025年11月1日 / 最終更新日時 : 2025年10月28日 user 辛夷句抄 辛夷句抄(令和7年11月号) 五岳集句抄 コスモスの中に埋れて海の音 藤 美 紀 馬籠路の萩散る雨の石だたみ 野 中 多佳子 時々は月に顔あげ針仕事 荒 田 眞智子 籾殻の袋のなせるピラミッド 秋 葉 晴 耕 合掌の手に川明り地蔵盆 浅 野 義 […]
2025年10月1日 / 最終更新日時 : 2025年9月30日 user 辛夷句抄 辛夷句抄(令和7年10月号) 五岳集句抄 水桶に西瓜浸され尼の留守 藤 美 紀 青田風縁なくば来ぬこの町に 野 中 多佳子 鉛筆はB吟行の山の日よ 荒 田 眞智子 登りたき木の枝振りや秋近し 秋 葉 晴 耕 理髪店出でて炎暑に首さらす 浅 野 義 […]
2025年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年8月29日 user 辛夷句抄 辛夷句抄(令和7年9月号) 五岳集句抄 抽斗に残暑のこもる琴の爪 藤 美 紀 自動ドア冷房効きし手術室 野 中 多佳子 雨のまだ音にはならぬ稲の花 荒 田 眞智子 ばつたの子一跳ねをして一呼吸 秋 葉 晴 耕 首上げて蜥蜴は風を聞き分けて 浅 […]
2025年8月1日 / 最終更新日時 : 2025年7月30日 user 辛夷句抄 辛夷句抄(令和7年8月号) 五岳集句抄 更衣八十路の髪を小さく結ひ 藤 美 紀 薬湯の効き目云々麦の秋 野 中 多佳子 古傷に柔(やわ)に触れもし更衣 荒 田 眞智子 新じゃがに塩一ふりの小昼かな 秋 葉 晴 耕 立山のけふは間近き雨蛙 浅 野 […]
2025年7月1日 / 最終更新日時 : 2025年6月28日 user 辛夷句抄 辛夷句抄(令和7年7月号) 五岳集句抄 昼顔やひとかたまりに遊女の碑 藤 美 紀 裏道の坂ゆるやかに蝶の昼 野 中 多佳子 震災の前の能登塩春惜しむ 荒 田 眞智子 真つ白な風紋を踏む聖五月 秋 葉 晴 耕 零し飲む延命水や薄暑光 浅 野 義 […]
2025年6月1日 / 最終更新日時 : 2025年5月30日 user 辛夷句抄 辛夷句抄(令和7年6月号) 五岳集句抄 春風のやうな尼僧の遠会釈 藤 美 紀 白蓮の咲きさだまりて風の中 野 中 多佳子 葉桜やひとりの音を風が消す 荒 田 眞智子 防災の丘に球蹴る春休み 秋 葉 晴 耕 前山の裾より晴れて花の雲 浅 野 義 […]