主宰近詠(令和7年4月号)
山 茶 花
中坪 達哉
外に出でて白息のほど確かめん
ラジオ体操花びら散らす山茶花と
起き上がる気配冬菊のざつと百
村といふほどの家なく冬田道
この頃は椅子に腰掛け冬座敷
冬の庭もまた佳し
蝉氷解けねば枝折戸に触れず
バスを待つ除雪疲れの眠気かな
繁華街いささか迷ひ風邪心地
菓子箱の底の白さも淑気かな
春めくや揺るる鞄を持ち替へて
中坪 達哉
外に出でて白息のほど確かめん
ラジオ体操花びら散らす山茶花と
起き上がる気配冬菊のざつと百
村といふほどの家なく冬田道
この頃は椅子に腰掛け冬座敷
冬の庭もまた佳し
蝉氷解けねば枝折戸に触れず
バスを待つ除雪疲れの眠気かな
繁華街いささか迷ひ風邪心地
菓子箱の底の白さも淑気かな
春めくや揺るる鞄を持ち替へて