俳句大会報告(令和6年度)

< 立秋忌供養俳句大会 >

主宰吟片雲も白極めんと立秋忌中坪 達哉
主宰特選句読経中風通り抜け立秋忌指中 典子
白風抜け井の底めくや寺井跡橋本しげこ
普羅忌修す小雨ながらも火付き良く野中多佳子
晩学の吾にかしましく法師蝉角田 睦子
空耳か励めと聞こゆ普羅忌かな堺井 洋子
耐へ難き極暑の中を塚を見に川渕田鶴子
句碑拭ふ水のきらめき立秋忌佐山久見子
ひまはりの似合ふ普羅塚経流る小路美千代
副主宰特選句片雲も白極めんと立秋忌中坪 達哉
らふそくの火を継ぎ合ふも立秋忌浅野 義信
日焼けの手晒し合掌普羅の塚杉本 恵子
手囲ひを借りて点す火立秋忌杉本 恵子
立秋忌いつも一雨欲しきころ大谷こうき
互選天位日焼けの手晒し合掌普羅の塚杉本 恵子