句会報
辛夷各支部句会報・会員投稿写真を順番に紹介します。

  
雄山神社 初詣 雄山神社 初詣
撮影:富山県立山町芦峅寺
平成31年1月1日
撮影:富山県立山町芦峅寺
平成31年1月1日


  いたち川句会
   8月28日 於・サンフォルテ
お強炊く手間も供養と霊棚に 嶺 子
鈴虫の澄みゆく音のみ夜の苑 規 子
山裾に肩寄せ合ひて立秋忌 佐伊子
金魚鉢ビー玉光り夏盛ん 久 人
足取りをゆつくり合はせ帰省かな 英 光
菜園や如雨露両手に足繁く  進
  未知草吟行句会
  9月2日 於・立山町・大山町
秋蝶や尋ねし塚をつひに見ず 廣 志
山垣や紅震はせて鶏頭花 眞知子
葉鶏頭群れて集落山かげに 佐伊子
空も秋著けくありて尖山 正 江
山道へ沿ひつつ水の澄みはじむ 義 信
  花辛夷句会
   9月15日 於・津沢コミュニティープラザ
虫の夜や十七文字を杖として 美 子
「送り火」の火を待つ京の薄暮かな 吉 子
秋立つや絵手紙終へし筆洗ふ 隼 人
長き夜や心を込めて句作りを あきい
秋夕陽寝てゐる猫の髭うごく 華 代
野分過ぐ恐るおそるの畑見舞 禮 子
  VITA俳句教室
  9月20日  於・サンシップ富山
立山は薄日に煙る刈田かな 達 哉
哀しみの色とも思ふ青ふくべ 京 子
半月に世の中の幸願ひたり 美和子
眼もさえてラジオをつけて夜長かな 成 一
秋灯や仔細あれこれエアメール 信 子
谷よりの水の音あり紅葉狩 静 子
コスモスの大きく揺れて頬に風 恭 佳
色変へぬ松に手を置く夕べかな くに子
濡らさじと蔓を寄せたる零余子採り 昇 治
死後の事カフェで語らふ秋うらら 紀代子
薄れゆく茜の空に月今宵 粗 生
  みなかみ句会
   9月24日 於・砺波市中野農村振興会館
芋の露はらりと浴びて鍬入るる 啓 一
秋澄むや七夜の赤子すやすやと 久 雄
夕焼けて明日の段取り蔓を剥ぐ 静 子
いづこより来る寂しき秋の雲 と み
穂の発芽不安や秋の長雨は 順 一
振り棒も西瓜も割るる子らの庭 久美子
草取りを終へて労る膝頭 町 子
庭掃けば朝日まぶしや野分過ぐ  哲 尾