句会報
辛夷各支部句会報・会員投稿写真を順番に紹介します。

大吉 出初式
撮影:令和2年元旦
富山県立山町芦峅寺雄山神社
撮影:令和2年1月12日
富山市城址公園付近松川沿に消防車44台が縦列配車され、一斉放水


  安野屋俳句教室
  10月10日 於・安野屋地区センター
新米を返す杓文字の手際良さ 秀 子
(しだ)り葉に芋虫確と太りゆく 眞知子
雲きれぎれ弾け落ちたる椿の実 敦 子
日当ればはぢらふ乙女椿の実 多佳子
  花辛夷句会
  10月15日 於・津沢コミュニティープラザ
朝日出て白馬のごとき花芒 美 子
向日葵の後ろは侘し夕かな 吉 子
縁側の戸を少し開け十三夜 隼 人
男郎花活けて女人の集ひかな 華 代
つづれさせ鳴いて昭和を憶ひ起す 禮 子
  VITA俳句教室
  10月17日 於・サンシップ富山
竜胆の枯れ尽くしたる明るさに 達 哉
白露に若く逝きたる亡夫恋ふ 紀代子
朝寒の厨に立ちて豆腐汁 恭 佳
有峰は熊棚多く晴れわたり くに子
名も知らぬ草の花にも足とめて 國 介
西からと思へば北や秋の風 成 一
読まされて絵本いくたび秋の日は 静 子
留守居して林檎の皮を切らさずに 昇 治
障子貼る帰国を待てり子供部屋 信 子 
月に濡れ句会帰りのバスを待ち 京 子
 
  いたち川句会
     10月23日 於・サンフォルテ
過去帳を開きし事も報恩講 嶺 子
吊橋の揺れて揺らすや紅葉山 規 子
濃竜胆湖畔の径に身をかがめ 佐伊子
足音で子の帰り知る秋夕焼 久 人
一輪車両手広げて鰯雲 英 光
爽やかな孫のアカペラ保護者席  進
  高岡辛夷句会
   10月27日 於・北日本新聞西部本社
われもかう馴染みし店の閉店す きよみ
わけありの林檎売り来て人集る  宏
タカンタカン竹が竹打つ秋の風 あさ子
ベッド脇の静かな会話林檎剥く 田鶴子
「りんごの唄」に会はす体操いわし雲 美千代
街路樹の黄葉我が家を明るくす 孝 子
フイナーレは「ふるさとの空」芸術祭 邦 夫
林檎剥く皮を食みつつ林檎子に 暢 子
コーラスに胸の踊りし文化祭  嫩
摺りリンゴほのかに香る病院食 政 雄
蕎麦の花これより先は信州路 典 子
若き日はかぶりつきたる青林檎 杜詩夫
子と競ふ膝に林檎の皮リボン 恵 子
  ノラ通信句会
    10月27日 
母の背のまたちぢまりて立山に雪 多佳子
色鳥や午後の紅茶の甘み増し  ふみ子
縁先に競ふ山野草もみぢ 美 以
電話音下げて寝まりし夜寒かな さなえ
朝寒の急ぎ戻るや古紙出して  桂 子