句会報
辛夷各支部句会報・会員投稿写真を順番に紹介します。

  
 羚 羊 芦峅寺雄山神社境内参道
撮影:富山県立山町
芦峅寺雄山神社境内
令和元年5月初旬
撮影:富山県立山町
芦峅寺雄山神社境内
令和元年5月初旬


   庄川俳句愛好会
   1月22日 於・庄川学習センター
一礼を傍らの子と初参り 千代子
客帰り独りまどろむ三日かな 一 子
左義長の竹爆ぜる音天空へ 昭 子
手に馴染む地産の椀や雑煮食む 邦 翠
  ノラの会
     1月25日 於・高志の国文学館
雨つぶにふくらんで見ゆ冬木の芽 桂 子
ランドセル並ぶデパート春近し さなえ
普羅句碑をつつむ夕べの雪なりし ふみ子
雪の夜の家族和ます猫のゐて 幸 子
廃校の水場にこぼる春日かな 美 以
学習帳積みたる書肆や春隣 多佳子
  花ごよみ句会
    2月13日 於・横須賀市立青少年会館
湖のたゆたふ波や菜の花忌 久仁女
鬼も福も一人でこなし豆をまく てる江
一ぴきと一羽とひとり春灯 照 子
鬼やらひ気休めほどの豆を食む よし江
同封の折鶴一羽あたたかし あさ女
胸中の「一怒一老」鬼やらひ 玉 水
日脚伸ぶ牧水歌碑にワンカップ 三恵子
平成が遠ざかりゆく春隣 冨美子
分け入れば空き地の主に仏の座 京 子
恙なくさうありたしと山笑ふ 美也子
  安野屋俳句教室
     2月14日  於・安野屋地区センター
雉鳩の森に長鳴き春隣 眞智子
女体まぶし志功板画や梅匂ふ 敦 子
梅が香や縁に座すれば月あかり 秀 子
去りぎはの寒念仏は声高に 多佳子
  東京辛夷句会
   2月17日  於・墨田区ユートリア
節分へ右に左に人の揺れ 浩 男
折り畳み杖忍ばせて探梅行 哲 子
炭継いで烏鷺の大局見定めむ 飛 鳥
十階の廊に三つ四つ鬼の豆 房 穂
囀りを先に目覚めて待つ身かな  明
朝靄に梅が香まざる峡の径  誠
 
   富南辛夷句会  
   2月22日 於・上滝コミュニテイセンター 
春浅し托鉢尼僧札で謝す 飛 鳥
春きざす薬湯ふくむ口もとに 優 子
着信のなき一日や根深汁 友 子
四阿に雪解雫のひとときを 文 夫
雛めがけ紙ひかうきの男の子かな ゆみ子
雛飾り烏帽子の手元定まらず 秀 子
雛飾る座敷明るし独り居に 圭 子
手にとれば縄の弛みも春隣 康 裕